
週刊少年ジャンプの人気マンガ
「黒子のバスケ」が今週の掲載をもって
目出度く連載終了した。
とにかくツッコミどころ満載のマンガで
イマイチ感情移入できない楽しさが
毎週読ませるモチベーションになっていた(笑
頭が赤・青・黄だの緑だの紫だの
「キセキの世代」だか「カセキの世代」だか知らないが
5人+1人の魔法使い達が
スーパー不思議プレイをぶちかます
汗と涙と友情の“スポーツマンガ”だ。
まぁその辺はどうでもいいのだが
汗だくのスポーツマンガにしては
「ホントにこいつらバスケ好きなの?」
と疑いたくなるような
スカした連中が中心のため
なんかシラケ感がハンパなく
“読んだ後の爽快感がちっとも得られない”楽しさ
を このマンガは味わわせてくれた。
ありがとう・・・
おまけに画はどのコマも
フリーズしまっているような画風で
「資料写真トレースして描いたんじゃねぇの?」
と思わせるようなスピード感の無さで
毎週素晴らしい出来だった♪

今年の初め頃の掲載で
絵だけで台詞のほとんど入らないページが
数ページあったが
これは以前「SLUM DUNK」で表現された手法で
それを真似たものだと思われる。
「SLUM DUNK」では
そのキャラクターの持つ力強さと画力で
台詞がなくても凄まじい臨場感で感動させられたが
残念だが黒子の作者には
そのレベルにまで持っていくには
ちとハードルが高すぎたようだw
まぁ連載中はなんだかんだと
「SLUM DUNK」のパクリだとか
脅迫事件に振り回されたりだとか
話題に事欠かないマンガであったが
無事終了してなによりだ。
連載が終了してあらためて感じたことは
このマンガはスポーツマンガではなく
ギャグマンガだったということだ。
長い間楽しませてくれてありがとう!
お願いだから「続編」とかは
やらないでもらいたい。
名作は ダラダラと引きずらないものだ。